どのように質問したら良いか?〜仕事で成長するためにやっていきたいこと(1/4)〜
はじめに
仕事を始めてから中堅と言われるぐらいになり、まあいい期間たったので、仕事を振り返りまとめます。 そして、今後も以下にあげる事柄を心がけながら仕事をしていきたいです。 長くなりそうなので、何回かに分けたいと思います。
対象読者
- 自分。何度も読んで忘れないこと。
- 2人以上で仕事をしている方。
- 特に、新卒で入った方やバイトを始めて間もない方も意識してもらうと良いかもしれません。
前提
仕事について説明を受けて以下についての把握が済んでいるものとします。
- なぜ、その仕事が発生しているのか?
- 誰がその仕事を必要としているのか?
- 仕事の成果とはどのようなフォーマットで提出するのか?
- 自分の仕事の結果、売り上げなどにどのような影響が出るのか?
仕事で成長するための根本の考え方
- 「なんでもは知らない。知ってることだけ」でいい。(1. 無知の知)
- 素直であり誰からもアドバイスをもらえるようになる。(2. 虚心坦懐)
- 失敗を繰り返さずに次の成功に繋げる。(3. 失敗は成功の母)
- 無理なく1つずつ改善する。(4. 日進月歩)
やってはいけないこと
- 完全には知らないまま、仕事をしてしまう。
理由
知らないまま仕事をすることで、 成果が必要な要件を満たしていない可能性があるのと、 不必要な仕事をしてしまう可能性があるためです。
また、不必要な仕事をすることで、さらに修正のコストもかかるためです。
例
セキュリティのことをあまり詳しくないが、 「出来ます!」とプログラムを作った結果、 クレジットカード情報が流出してサービスが潰れた。 例えが下手で、すみません。
どうすればいいのか?
「知らないこと」は問題ではありません。「知らないままにして仕事しちゃうこと」が問題だと思います。 なので、「人に聞く」と「自分で調べる」で解決します。
1. まず問題に向き合う
今からあげる質問に回答が「No」の場合のみ次にいってください。 ※緊急度が高い場合、質問1はスキップする。
- 質問1. 聞きたい人が忙しそう?
- 質問2. 漠然とした疑問である?
- 質問3. 不安や疑問について調べ方が分からない?
- 質問4. もう自分なりに調べた状態?
- 質問5. 自分で調べると10分以上かかりそう?
全部「No」の場合は、まず自分で調べてください。 どこかで、「Yes」になった場合はその時点で、その場合に合わせた聞き方をすればいいです。※質問1は違いますが…
2. 人に質問する
大前提として、相手の時間を使って質問しているので、必ず感謝すること。 間違っていた場合は必ず謝ること。
質問1でYesになった場合
- 相手が忙しいようなので、今は聞かない方が良いです。
- 緊急の場合のみ2以降に進んでください。
- 質問したいことは忘れないように、必ずメモをとるなどしてください。
質問2でYesになった場合
「〇〇が××なんですけど、これは大丈夫なんでしょうか?」等の軽い感じの聞き方をすると良いと思います。
質問3でYesになった場合
「〇〇が調べ方から分からないんですが、すみませんが教えて頂けないでしょうか?」等で下手に出つつ教えて頂くのが良いと思います。
質問4でYesになった場合
ケース1. あと一歩で答えが出そうだが自信がない時・承認だけ欲しい時
- 「〇〇が調べて、××まで分かったんですが、この場合、△△ということでよろしいのでしょうか?」等の「Yes」「No」で判断がつく質問をする。
ケース2. 調べ方・やり方に自信がない場合
「〇〇が調べて、××という方法でやってみたんですが、この方法でよろしいのでしょうか?」等の「Yes」「No」で判断がつく質問をする。
「Yes/No」でしか返って来なかったら、「ちなみに〇〇さんはどういった方法でやっているんですか?」と聞いてみて、 他の方法がないか探ってみる。
ケース3. 調査したが何の成果も得られませんでした場合
- 「〇〇が調べてみたんですが、全くわかりませんでした。すみませんが、教えて頂けないでしょうか?」等で下手に出て教えてもらう。
- 「〇〇さん流石です!」「すごいですね!」「ありがとうございました!(強)」を言ってフォローすること。
質問5でYesになった場合
1. 関係性が普通の場合
「30分ぐらい〇〇が調べてみたんですが、全くわかりませんでした。すみませんが、教えて頂けないでしょうか?」等で下手に出て教えてもらう。 「〇〇さん流石です!」「すごいですね!」「ありがとうございました!(強)」を言ってフォローすること。
2. 関係性がよい場合
「〇〇は△△さんはお詳しいから、聞いた方が早いかと思って聞いちゃいました。教えてもらえませんか?」等の軽い感じで聞いちゃう。
質問の効果
- 事前に質問することで作業の方向性が間違い無駄な作業が発生するのを防ぐ。
- 質問し回答した相手にも責任を持たせ、失敗時のダメージを減らせる。
- 仕事の精度が上がり、評価が上がる。
最後に
簡潔にまとめるつもりが、長々と書いてしまいました。
お読み頂いた方は、本当にありがとうございます。あくまで、私の個人的に方法になりますので、違うなと思った方もおられるかもしれません。 もし、そのような方がおられた場合は、お手数ですが、コメント等でご指導頂けると今後の為にも非常に有り難いです。
偉そうなことを書かせて頂きましたが、まだまだ若輩者で失敗することも多いです。 ですが、もし新卒で入社して困っている方やバイトを始めたが上手くいかないこと多いという方々の一助になれれば幸いです。
せっかく働くなら気持ちよく、楽しく働きたいです。 なので、質問するということは躊躇ってしまうことも多いですが、 「相手の時間を使っている」ということを意識して相手に損させた気持ちにさせないような聞き方をできると良いと思います。
繰り返しにはなりますが、お読み頂きありがとうございました。